哲也―雀聖と呼ばれた男―
前回、私の夢は「働かなくても誰にも迷惑をかけずに不自由なく生きていくことである」と述べた。
さて、現実にどうすれば夢がかなうのであろうか。
働かないだけであれば、ニートになればよい。
しかし、親に迷惑がかかるので、これはダメ。
起業して、自由に好きなことで生きていく知恵も技術もない。
パパ活でお金を貰える性別でもない。
ホームレスになる踏ん切りもつかない。
臭いのは嫌だし、ご飯は美味しいものを食べたい。
暖かいところで寝たい。
不自由なく生きていくためには、
なんとかして、お金を増やすしかない。
窓際社員になれるハートが欲しい。